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季節ごとの飼い方:春

春

冬毛が夏毛に生え変わる時期

人間が春と秋になると衣替えを行なうように、ウサギも季節ごとに飼い方で注意すべき点や飼い方を変える必要があります。家の中で飼育するのだから全く変える必要はないと思っている人もいるかもしれませんが、家の中でも年中同じ環境ではありません。

ウサギが快適に過ごせる環境は温度が16~21度、湿度が30~70%といわれています。特に毛をまとっているウサギにとって温度調節は重要なポイントとなるので注意が必要です。エアコンや加湿器などを上手に活用して、ウサギに快適な空間を作ってあげましょう。

それでは、春はどのように飼育していけばいいのでしょうか。

春はウサギにとっても過ごしやすく、また、飼い主にとっても非常に飼育しやすい時期です。ウサギ飼育初心者はこの飼育しやすい春、もしくは秋から飼い始めるのが最適です。

冬から段々温かくなり、ウサギの毛も冬毛から夏毛に生え変わる時期です。飲み込んでしまって消化器官に毛玉が詰まったりすることがないように、毎日ブラッシングを欠かさずに行ってあげましょう。特に毛の長い種類のウサギの場合、少量の毛をも見込んだだけでも毛球症を引き起こしてしまうので注意が必要です。

毛球症はお腹の中に毛が溜まっていく状態のことですが、忍び寄る殺し屋とも呼ばれていて、ウサギの死亡原因の中でも比較的高いポイントを占めている病気です。

そのため、ウサギを飼育するものの責任として、ブラッシングを欠かさず行うのはもちろんのこと、ストレスを減らすため遊びや運動の時間を増やしてあげたり、消化器官の運動を高めるような食事をさせることで回避することができます。

寒暖差にも要注意

冬から春に切り替わる季節は、日々の寒暖差だけではなく、一日の中での昼夜の気温差も激しい時期です。身体の小さなウサギには、寒暖差や気温差は大きなストレスとなります。体調を崩しやすくなるため、年老いたウサギや妊婦のウサギなどは特に注意が必要です。

エアコンや加湿器などを上手に使い、ウサギに寒暖差をあまり感じさせないようにすることが大切です。また、エアコンや加湿器などを使用する場合にはなるべくその風などが直接ウサギに当らないように気をつけましょう。

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