ハーネスの選び方
ウサギを安全にキャリー内で過ごさせたり、散歩させたりするために必要なのがハーネスです。
ハーネスを選ぶときはウサギへの着脱が楽なタイプを選ぶことがポイントです。というのもウサギはハーネスを付ける習性がありませんから本能的に嫌がります。ですから慣れないうちはハーネスを付けるのに手間取り、ウサギに大きなストレスがかかってしまうのです。飼い主が簡単に安全にウサギにハーネスを付けられるタイプならウサギも安心します。
ハーネスはベストタイプが多いのですが、前足を先に通して背中で留めるタイプや、背中にハーネスを乗せてから首回りおよび胴回りを留めるタイプ、前足を入れてから背中でと縁るタイプなどがあります。
またハーネスの構造も大切なポイントで、背中にクロス状の芯が組み込まれているタイプは体に負担を与えません。それから伸縮性のあるベルトを使用している場合はウサギの体の動きを制限しませんからいいでしょう。
ハーネスの注意点
ウサギは基本的に体に何かを付けることがありませんから苦手な場合が多いです。ですから初めてハーネスを付けるときはウサギのテリトリー出はない場所でおとなしくさせて装着しましょう。テリトリー内ではハーネスを嫌がりますが、テリトリー外であればおとなしくなりますのでストレスを感じません。
ハーネスを装着させるときは室内で何度か練習し、飼い主もウサギもハーネスになれることがポイントです。膝の上にのせて安心させた状態で行うとお互いにストレスになりません。
なおウサギは個体差があり、大きさも種類によって全く違いますので、ウサギの体の大きさにあったハーネスを買うことはもちろんですが、ベルトの太さもウサギの大きさに合わせて調整してください。最初は大きいかな、と思うくらいの太さに調整し、ウサギにハーネスを装着してから締めるといいでしょう。
また成長に合わせてハーネスを買い替えることも頭に入れておいてください。ハーネスを選ぶときはウサギの負担にならないことを考えて選びましょう。