ウサギのトイレの選び方
ウサギのトイレは三角形タイプと四角形タイプに分けられますが、何より大きな特徴は天板がプラスチック製か金属製かということです。どちらがどう違うかというと、はっきり言えば素材の違いしかないのですが、選び方としては清潔性を保ちやすい金属製の方がおすすめです。
金網状になった天板ですからウサギの肉球が傷つくのではという心配をする方もいるかもしれません。ですがトイレは長い時間いる場所ではありませんので、トイレを好んで寝場所にしてしまわない限り大丈夫ですし、金属製の方がフンやおしっこが下にきちんと落ちるのでウサギの毛や肉球につく心配がありません。
むしろプラスチックは丸い穴がいくつか空いているタイプが多いので、穴のふちにフンやおしっこがついたままになったり、天板の上に残ってしまうことがあり、衛生的とは言えないのです。
ところでウサギのトイレには四角形のものがまれに販売されています。四角形のタイプで時々見られるのが天板がほかのタイプに比べて高いタイプです。体の小さな種類のウサギや子ウサギのころは天板が高いと上りづらく、トイレでフンやおしっこができません。ですから小さめのウサギを飼っている場合は天板の位置が低いかどうかチェックしましょう。
なお四角形のトイレは体の大きなウサギにお勧めです。というのも大きなウサギは成長するにつれて三角形のトイレからお尻が出てしまうため、安定感がありません。思わぬ事故、けがにつながりますのでウサギの成長に合わせて選んであげましょう。
ウサギのトイレ、注意点は?
ウサギは排せつを決まった場所でするようになっていますので、特にトイレをしつける必要はないとされています。だからと言ってどこでもいいからトイレを設置しても、ウサギが安心して排せつできる場所とは限りません。
一度様子を見て、排せつをした場所があればそこにトイレを設置してあげるといいでしょう。トイレの場所を教えたい場合はできたときにとにかく褒めることがポイントです。
ウサギにとって快適なトイレを選び、ウサギが安心して排せつできる環境を作りましょう。