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うさぎの繁殖年齢と健康条件

繁殖

ウサギが繁殖できる年齢

ウサギの繁殖は生後半年から1年までに初産を迎えるのがいいと言われています。成長の早いウサギなら3カ月程度で繁殖できるようになるのですが、まだ体が未熟ですからこの段階で繁殖させるのは危険です。

ただ1歳を過ぎてしまったら初産はあきらめた方がいいのかというとそうではなく、特に問題はありませんから獣医師に相談してみるといいでしょう。また最初から繁殖を考えてウサギを購入する場合はペットショップで購入する段階でその旨を店員に伝え相談することも大切です。

なおウサギは5歳くらいまでなら繁殖できるとされていますが、年齢を重ねるごとにウサギの体力も落ちていきますのであまり無理をさせないよう心がけてください。

繁殖を考えるときは獣医やブリーダーに相談するのが一番いいでしょう。若すぎない、年を取りすぎていない状態を考慮し、ウサギの年齢が出産適齢期に達するころにパートナー探しを始めてみてください。

ウサギの健康診断を受けよう

病弱で獣医によくお世話になっているウサギや高齢で体力の低いウサギの繁殖は控えましょう。

繁殖するならやはり健康状態がいいウサギがいいのですが、ただ尿結石はどのウサギでも起こしやすい病気ですから特に心配する必要はありません。硬水を与えない、カルシウムの摂取のし過ぎに注意するなど飼い主側が気を付ければある程度尿結石は防ぐことができます。

ただ一つウサギの病気で注意したいのはウサギの乳がんです。実はウサギの中には遺伝的に乳がんになりやすいウサギがいます。もちろんホルモン異常など他のにも原因はあるのですが、先天性の乳がんは遺伝しますから、乳がんの遺伝子を持ったウサギの繁殖は飼い主が判断しなければなりません。肺、リンパ節への転移が起こりやすいので手術を受けなければなりません。

なお3歳を過ぎたメスは子宮内膜炎や子宮がんにかかりやすいので、繁殖は難しくなります。

このように、繁殖にかかわる年齢や健康状態の留意事項がウサギには多くありますのでよく考えてから繁殖しましょう。

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