オスとメスの違い
うさぎは純血か雑種か、また純血の場合にはその種類などで性格も違いますし、当然個体差もあります。性別だけでは判断できませんが参考にはなります。
うさぎは、犬や猫のオスメスと違い、オスだから気性が荒いとか、メスだからおとなしいということはありません。むしろ、うさぎの場合には、一般的にオスのほうがおとなしくて、メスのほうが活発なことが多いようです。
オスは発情期になると落着かなくなりウロウロしたり、メスは妊娠すると時には飼い主さえ噛んでしまったりすることがあります。これまでは一度もそういう事がなかったのに妊娠すると気性が荒くなることもあるのです。
オスは自分の縄張りを守る為に家の中で飼っていてもマーキングすることがあります。自分のおしっこをどこでもつけようとするので注意が必要です。普段はそんなに臭いと言うわけではないのですが、こういう時のうさぎのオスのおしっこは臭いです。
もし、マーキングした場合にはすぐに綺麗にしておかないと部屋中が臭くなってしまうこともあります。メスはマーキングはあまりしませんし、おしっこもまきちらしたりしません。
多頭飼いの場合の性別選択
うさぎを飼う際、ペットショップにメスが少ないことに気が付くかもしれません。ペットショップなどで販売されているうさぎの多くがオスです。うさぎのメスは妊娠して繁殖させることができるので人気が高く、ペットショップによっては常に品薄状態というところもあります。
ペットショップによってうさぎは2羽以上飼うのが基本と言われる場合もありますが、オスメス飼うとかなりのスピードで繁殖してしまいます。最初はよくてもだんだん数が増えて、体も大きくなるので、飼育スペースが狭くなり、環境が悪くなります。
繁殖を目的としていない多頭飼いなら同性のうさぎが良いですのですが、オス同士だと縄張り争いで揉めることもあるので気をつけなければなりません。1羽飼いにしても、多頭飼いにしても、性別やその組み合わせはよく考えて選ぶ必要があります。